元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏の著書「決断=実行」を読みました。
読み方は「決断(0.5秒空き)実行」だそうです。
選手・監督として相当な結果出した人なので、思考が気になる方も多いはずですが、著者の考えかたを押し付けるのではなく、各々考えてもらうためにこのタイトルにしたそうです。
目次
読む前の自分
選手時代のイメージってとにかく「職人肌」ですかね。
現役を見たのは晩年だからかな?
すごいけどなにか物足りなく、あくまで「元」三冠王なイメージ。
それもあって、世間的にはヒール扱いじゃなかったかな。
あくまでもイメージです。
今はこんな選手いないなぁ。
どちらかと言えば監督としてのイメージの方が強くて、とにかく名将・知将といった感じ。
ものすごく考えていて、色んな情報をもとに自分で考えて動く人。
ただし常人には理解できないっていう。
読んだ感想
やっぱ普段から考え抜いてるよね、この人。
死ぬほど考えてる。それはもう死ぬほど。他人の何百倍も。
考えてると思う。
時々色んな提言をしていて、それぞれに必ず意味があって一理あるんだけど、テレビやネットニュースでは主張がちゃんと伝わってないよね。
(勝つために)語ってこなかったからってのもあるけど、今までの対応による印象操作がありそう。
もうちょっとうまく伝われば、野球界にはもっと良い影響を与えられそうなので、そこだけは残念。
そう思うと、本来は現場から離れたらいかん人だとおもうんだよなぁ。。。。
一番印象的なのは「仕事に取り憑かれろ」というコト。
ワタクシに関しては、そもそも仕事に取り憑かれた事がないです。
だから野球を「仕事」と言い切ってるコトに違和感を持ってしまう。
でもそれを言い切ってしまうあたりがこの人らしさであり、流石と言える。
過去作「采配」も読んだんですけど、この人の場合は著書を読むと見方が変わるかと。
今後やるコト
取り憑かれるってなんだろうね。
ゲームにハマりまくってた頃しか思いつかない(笑)
自分に徹底的にできる部分ってなんだろう。
とにかく考えさせられっぱなしに思ってるんだけど、それでもまだまだ考え足りないのではないか。
ずっとこんなコトやってるのにな。。。。
それをずっと繰り返すコトが生きるコトなのかもしれない。
「1日を生きた、という経験は誰もが積んでいる。」
この一言を重く受け止めて、もっと進んでいければ。