「節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本」を読みました。
「今さら聞けない」ってのはまさにその通りですよ。
いい歳して、全然お金に執着せずに生きてきた自信がある。
なのでちゃんと勉強しようと思って購入しました(だいぶ前に)。
さっそく紹介します。
Chapter1 お金とは?
Chapter2 稼ぐ
Chapter3 納める
Chapter4 貯める
Chapter5 使う
Chapter6 備える
Chapter7 増やす
目次
お金の価値は変化する(Chapter1 お金とは?)
お金は「社会の血液」として記述されています。
●景気が良くなると→お金が円滑に流れる
利益増によって給与アップ・消費増大で税収も増える
景気の過熱を抑えるため、日銀による金融政策や増税が行われる。●景気が悪くなると→お金の流れが滞る
利益減によって給与ダウン・消費抑制で税収も減る
景気を上向かせるために、減税や公共事業の増加、日銀による金融政策がとられる。→税収が減るのに支出が増え、収支が悪化する。
↑この書き方だと「景気が悪くなったら終わり」と見間違えそう・・・・。
ともかく、景気を良くするための一つとして減税があるわけで。
そう思ってるんだけど。
2019年に消費税を増税したのは、景気を抑えるためだったのか?
その必要性はドコにあったのか?
色々と疑問である。
(ちなみにこの本は2018年8月刊行なのでそこには触れていない)
給与・賞与の仕組みを知る(Chapter2 稼ぐ)
控除部分を含めた給与明細の見方は、この部分を見れば一目瞭然。
というか、会社辞めるまでまったく意識してなかったっていうのが正直なところ。
ここまで丁寧に書いてある本はなかなかない。
離婚するときにかかるお金(Chapter5 使う)
何冊かお金の本を読んだけど、離婚に触れてる本は今までなかったような気がする。
でも費用の目安額はきちんと書いてあるので、必要な人にとってはこのページだけでも読む価値ある。
年間で約62万組が結婚して約22万組が離婚しているらしいので、現代では重要な情報なんですよ。
と結婚予定のない未婚独身が言ってみる。
感想
「超基本」と言いながらも大事な話が盛り沢山。
大事と言いつつも知らなかったコトが多すぎて困るわ。
いや困るまではいかないんだけど、色々と損して生きてる気がしてならない。
こういう教育ってあったっけ??
時代が変わりつつあるので、今の子どもたちには知ってほしい内容。
少なくとも、新卒で今から働こうとしてる人たちは絶対読んだほうがよい一冊です。
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