プロ野球を引退した選手の本はたくさんありますが・・・
ビジネス書を出しているのは、この人くらいでしょうか。
結構前に買ったと思ってましたが、2017年3月刊行なので意外に最近。
目次
気になるポイント
①「自分はたいしたことはない」だから伸びる
自分の足りないところや欠けているところと向き合ってはじめて、補おうと考えられる。
②王道にこだわらず「自分の色」を磨き抜け
鈴木尚広選手(元・巨人)のように「一芸必殺」を追い求める
③メンタルトレーニングは、いらない
心技体の重要度は「体・技・心」の順。
それぞれが独立しているのではなく、「体」がすべての土台となる。
「体」には基礎体力だけでなく、基本動作も含まれる。
④夢は超えられる
妄想・空想でもいいので考え続けるコトが、実行につながる。
⑤結局、「計画、実行、反省」ですべてはうまくいく
一流になるには、PDCAサイクルのチェック・アクションを徹底的に行う。
⑥対人データは「図式化+色分け」で頭に入る
どうやったら覚えやすいか、自分に適した手段を知っておく。
まずはメモして、自分の工夫を入れる。
これの繰り返しで「忘れにくい脳」ができてくる。
⑦「反省」は調子がいいときにするもの
「いやあ、今日のオレ、絶好調だったな」と反省する。
「調子がいい理由」「うまくいくパターン」は調子のいいときにしかわからないから。
⑧ほしいイメージは「逆算」してつくりだす
「歌って踊れる捕手」は戦略を練りに練った上でイベントを実行して作り出したイメージ。
力量が上の相手に勝つためにはユニークな工夫が必要。
感想
まぁ独特ですよね。
でも現役時代のコメントとかから考えると、「里崎らしさ」が随所に出ていますよね。
計算高いイメージは持ってたけど、ここまで計算高いとは。。。
改めて読み直して、どんな人でも「考えて行動する」ってのが大事なのを痛感しました。
野球知らない人でもぜひどうぞ。