お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい!/税理士 大河内薫・漫画家 若林杏樹【書評】

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税理士の大河内薫さんと漫画家の若林杏樹さんの共書「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい!」を読みました。

(タイトルが長ぇ)

会社辞めて割とすぐに読んだんですが、その知識は生かされぬまま今に至る。

生かすどころかキレイさっぱり忘れていたので、今回「読み直した」が正しいです(苦笑)

2019年でトップクラスの売り上げを出した税金本とのコトですが、買ったときはそんな有名でもなかった気がする。

けど、重版重版となっていて売り上げ絶好調みたいですよ。

さっそく紹介します。

プロローグ
1章 何が違うの?フリーランスと会社員
2章 誰も教えてくれない税金の話
3章 リスクに備える!社会保険
4章 ぶっちゃけどうなの?経費と領収書
5章 いざ!確定申告
6章 もっと知りたい!節税&お得なテクニック
実は得する?副業と確定申告
エピローグ
あとがき

目次

フリーランスになる!と決めたら、まず何をすべき?(1章 何が違うの?フリーランスと会社員)

■開業前にやることリスト
・開業準備で使った経費のレシートや領収書を保管する
・名刺を作る
・会社員の場合は、クレジットカードを作る
・会社員で引越しの予定がある場合は、契約をする
■開業したらやることリスト
・開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出する
・国民年金と国民健康保険の手続きをする

そもそも、社会的な信用に大きな差が出るわけですよね。

何もできなかった自分にとって、ココが非常に重要で。

というか信用がないコトをひしひしと感じるので。

家賃を下げたいのに、引越しできんくね?という状態。

信用がない、っていう自覚はあるんや。

でもそれにビビりまくっているのも事実。

まず知っておくべき4つの税金(2章 誰も教えてくれない税金の話)

所得税
→1年間稼いだ所得に対してかかる税金。国に払う。
住民税
→自分が住んでいる都道府県&市町村に払う税金。所得に対して税率は原則一律10%
事業税
→所得に対してかかる税。職種によっては税金がかからない。
消費税
→売り上げが1千万円超でかかる。

住民税が一律ってコトに驚きでしたわ。

細かな地方税とかはあるかもだけど、ドコに住んでも大して変わらないってコトよね。

きっと公共サービスの違いが、税金の差があるように印象付けるんやな。

(大してメリットないと思っている自治体を「税金が高い」と勘違いしてるのでは)

2つめの確定申告書Bを作ってみよう(5章 いざ!確定申告)

買った当初、このあたりはちんぷんかんぷんで読み飛ばしたところ。

先日、確定申告した際には別の本であーでもないこーでもないと言い、最終的に直接聞きながら終わらせたんですが。。。

この本にちゃんと書いてある。

というより、書いてあることがようやく理解できた感じ。

いくら本読んでも、実践できなきゃダメですよ

それが良く分かるのが、確定申告。

感想

税金関連はいつでも重要なので、何度でも何度でも読みつくして頭に入れておきたい。

制度そのものが、いつどんな風に変わるかわからんもんね。

そう考えると、事務的な業務だけど無くならない仕事なのでは?とか思ったり。

お金について勉強する機会は少ないので、フリーランスじゃなくても一度読んだ方が良い一冊です。

経費や副業についても書かれているので、むしろ会社員の方が読むべきかもしれない。

マンガだから読むのは比較的楽ですよ。







ABOUTこの記事をかいた人

小柄で細身の虚弱(もやし)体型を脱却すべく奮闘中の30代ブロガー会社員・・・でしたが思い立って退職を先にしました。果たして、無事に生きていけるのか。