当ブログをいつもご覧いただいている方は「突然、違う本の話題出してきたな」と思うかもしれません。
(´-`).。oO(そんなコト思う人はいないか・・・)
仕事柄、こういった知識が必要なんです。
初版は2009年と結構前ですが、今でも十分使える内容です。
目次
学びのポイント
①くさった在庫は捨てよう
在庫を自分の目で確認して、置くだけでどのくらいコストがかかるかを考える。その際に「日数」で考えて回転の良し悪しを判断する。
②売れているものと売れていないものを分けよう
在庫は入庫と販売によって決まるので「売れている順」に並べて注文方法を決める。
③売れる商品には手間をかけよう
売れている順に分析して、全体に対して売上の割合が高いものは「定期発注」できめ細やかな注文を行う。
④売れ筋以外は手間をかけずにいこう
全体に対しての売上割合が高くないものは発注点方式でそれほど手間をかけずに注文する。売上の低いものはダブルビン方式で簡単に注文する。
⑤トラブルに強い在庫削減の方法
在庫のデータを正しく把握して、注文点や念のため在庫を都度見直す。
⑥入荷条件の「当たり前」を見直す
在庫削減のカギは「注文の根本的なやり方」を見直すこと
⑦本当の売れ行きをつかもう
正確な売れ行きを把握して、過剰な在庫を事前に防いだり、品切れを回避する。
⑧今までと違った形で在庫を持とう
ものづくりに踏み込んだ取り組みとして、商品の種類が枝分かれする前の段階で在庫を持つことによって、全体として必要な在庫や品切れのおそれを、減らすことができる。
発注方法に関して
- 定期発注方式とは
定期的(週1回など)に必要なものを必要な数量予測して購入する。生協の宅配など。
- 発注点方式とは
一定の数量を下回った場合に、一定数量を購入する。お米が少なくなったら5kgずつ購入する場合など。
- ダブルビン方式とは
まとまった量を2セット購入して、1セット使いきりもう1セットを使い始めた段階で、新たに1セット購入する。タバコや缶ビールを箱買いする場合など。
感想
すでに取り組んでいるコトやハードルが高すぎる内容もあったので、全体的には復習兼ねている部分の方が多かったです。
極端な改善成功例でわかりやすく書かれていましたが、著者の方はそれ以上の改善経験があるそうなので、基本に立ち返るためにも今後読み返すようにしたいです。
よくよく考えると、家庭でも似たようなコトやってたりするんですね。